Live Report

<"Sinkkasten"-Frankfurt-12th. Nov. 2003>


Sorry, there's no playlist.They played encore 4 times.

<"Faust"-Hannover-13th. Nov. 2003>
Start delayed about 50 minutes.


<Playlist>
1. Gone...Like The Swallow
2. 21 York Street
3. The Man Walked Through The Dew
4. Maps In Her Arms and Wrists
5. Brother Fear
6. Genevieve
7. Fighting In The Lighthouse
8. Feeling Fine
9. A Room Lives In Lucy
10. In My House
11. Mermen of the Lea
12. Slow Pulse Boy
13. The Willow
14. Shaletown
15. The Untangled Man
(Encore)
1. The Obvious
2. The Reply
3. Shantell
(Encore)
1. Virus Meadow
(Encore)
1. Wallpaper Dying


<"Die Kantine"-Koln-14th. Nov. 2003>



ドイツ3日目。正直言って、心身共に限界近づいておりました。ノリたかったが、とても眠かった。
(いや、演奏が退屈だった訳ではないのである、断じて)メンバーも3日目とあってか、幾分慣れた
様子で、順調にLiveが始まる。Frankさんと会場で落ち合う。彼の英語が上手過ぎるのか、私の英
語がヘタクソなのか(多分後者だ)なかなか、話がテンポ良くすすまない。Frankさん、こんな私に
付き合ってくれてどうもありがとう、おまけにビールまでおごってくれて、本当にありがとう、である
。ここの客もなかなかアグレッシブな連中が多く、やたらとリクエスト曲を怒鳴りまくる。(何故か特
に"Count Jefferey"、さすがに私もええいっ、やかましいわっ、とのたまりそうになりました→おそらく
ファンは彼らが今回演らないであろう曲をあえてリクエストしたと思われる)そうした観客の要請を
彼ららしく、思いきりシカトしつつ、好評のうちにLiveは行われておりました。今回のドイツのSetlist
は大体、同じようなセッティングで行われているようである。
Frankさんはドイツの客は大人し目と言っていたが、「どこが?」と思わせるほどの熱狂ぶりであっ
た。然し、Simonの疲労度に合わせるが如く、日を追う毎に曲数が1、2曲と少なくなっていったよう
である。


*総じて新譜の曲を中心に、構成されたLiveであったが、昔の曲もバランス良く取り入れられてい
て、幅広いファン層へのアプローチが感じられた。とは言え、"Count Jefferey"や"The Renegade"
などの、重厚でゴシック、と、かつて言われていたようなsoundは聴かれなくなった。どちらかという
と、メロディアスなものを多く選曲しているようである。やはり、AATTはゴス・バンドとしてのイメー
ジを払拭したいのではないか、と思わせる。Simonが何処かのInterviewで語っていたように、彼が
気に入っているという、"Slow Pulse Boy"は必ず入っていた。観客の反応もすこぶる良く、アンコー
ルは毎回3回は行っていた。観客の服装も割と普通っぽくて、気合い入れてコーディネートしてき
ました、的な人はそういなかった。とはいえ、東洋人、もとい日本人はおそらく私一人と思われた、
今回のLive。でも、他の客に紛れてあまり目立たなかったようである。
ともあれ、生でメンバーの姿を見られる事は一生なかったんじゃないかと思ってたのに、それが実
現してすごく嬉しい。本当に迷ったけど行って良かった。

※11/12-15までのドイツ滞在中の心境をつらつらと綴った日記はこちら。

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Start delayed about 20 minutes.
<Playlist>
1. Gone...Like A Swallow
2. 21 York Street
3.The Man Walked Through The Dew
4. Maps In Her Arms and Wrists
5. Brother Fear
6. Genevieve
7. Feeling Fine
8. A Room Lives In Lucy
9. In My House
10. Merman of the Lea
11. Slow Pulse Boy
12. The Willow
13. Shaletown
14. The Untangled Man
(Encore)
1. The Obvious
2. The Reply
3. Shantell
(Encore)
1. Virus Meadow
この日は開場前に現地に着いたので、入り口の所で待っている
と、案の定、「何や、この日本人」的視線をひしひしと感じる。
すると、頭上から"Brother Fear"のリハの音がまる聞こえ。ここの
防音設備はどうなっているんだろうか。と心配になった。
会場はNightclubのような感じで、舞台前に踊れるようなスペース
があり、後ろに座席が幾つかあり、私はそこに座って見ていた。メ
ンバーが登場すると、観客はそのホールに次々となだれ込み、歓
声とともに、Liveは順調にスタートした。だが、観客の多くは新譜
をあまり聴きこんでいなかったようで、それまでノッていた人達も
、新曲がかかると、神妙に聴き入っているような感じだった。然し
、中には完全にいっちゃってるファンもいて、フラついているのか
、リズムに乗っているのか判別不明な客もいた(笑)。然し、全体
的にノリはよく、アンコールにも4回も応えていて、その時はSimon
は"Thank you very very very much"と言っていた。さすがに最後の
方ではSimonの声もかすれていたが。
3回目のアンコール終了後に珍しくJustinが笑顔を見せていた。い
つもはしれっとして帰る奴が。まあ、よっぽど今回のLiveが好評だ
ったのが嬉しかったのだろう。

ドイツ2日目。開演時間を過ぎてもなかなか
Liveは始まらなかった。他の会場もそうだが、中で
タバコも飲酒もOKなので、皆それぞれビールやら
カクテルやらを飲みつつ、彼らを待っていた。私もビ
ールを一杯ひっかける。約50分後、メンバー登場。
歓声と共に始まったLiveは順調に続いていたのだ
が、"Mermen of the Lea"が始まったときに、最前列
にいた男性が手を上に上げて音頭を取り出した。こ
の曲はoff beatの曲である。正直言って、手拍子
は要らない。すると、Simonはマイクを片手に持って
歌いながら、もう片方の手でその男の手を制した。
曲が終わると、Simonは彼に何やら耳打ちしていた
。おそらく、歌に集中できないから、やめてくれ、と
でも言ったのだろう。直後はムッとしていた様子だ
ったその男も次第にノリを取り戻したようだった。

その次の曲は"Slow Pulse Boy"、いつもの神経質そ
うで、性急なguitarのカッティングを聴かせる曲であ
る。このguitarの音色を聴くと、Justinの神経質さが
思い図られる気がする。やはり昔の曲がかかると、
観客は燃えるようである。

一方、ここでも新譜の曲にはどう反応したらいいの
かわからないのか、神妙に聴き入る客が半数以上
。Liveなんだから、事前に新譜ぐらい聴いておけと
いうに。そして、昔の曲をリクエストする客の声が曲
の合間毎に飛び交う。
それにしても気になるのが、確か"Shantell"演奏前
だったと思うのだが、Justinが満面の笑みを湛えて
、Simonにアイコンタクトしてたのは一体何だったの
だろう。すごく気になる。
最後のencoreでSimonが「Who remember?」と一言、
言いつつ、"Wallpaper Dying"を演った。わかってるく
せに。
私としては"Get Critical"が聴きたかったのだが、3日
間中、結局一度も演らなかった。ああ、あれをLive
で聴きたかったんだが。
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